風水で凶方位に配置するもの

 風水では、吉方位、そして凶方位があるのはご存知ですよね。基本的には西南と北東方位が、鬼門と裏鬼門になり、凶方位となります。そうなると限られた空間には、必ず吉方位と凶方位ができることになります。家を考えると、全てを吉方位に配置できない以上、必ず凶方位に何かが配置されることになってしまいます。では、凶方位には何を配置すればいいのでしょう。
 風水で凶方位に配置しても良いものは、キッチン、トイレ、浴室といわれています。キッチンは北東が大吉とされていて、西日が入らない、南に向かないことが条件です。西と南が避けられるのは、物が腐敗しやすくなるからです。ですから、裏鬼門である北東は可能。
 トイレと浴室は、基本、どの方位にあっても凶とされています。不浄を洗い流す場所ですから、当然ですよね。ただ、新築のトイレや浴室、清潔なトイレ、浴室であれば、西、西南、南、北を侵さなければそれほど悪影響はありません。吉となるのは、東、東南、北西が吉。凶方位におく場合、北北東がセーフです。そして古いトイレと浴室、不潔なトイレと浴室は凶方位にあるべきではありません。
 その他、リビングには凶方位がないとされていますが家族が集まる場所ですから、東、東南がベストとされています。また北北東も吉となる方位です。そして、多目的の、これといって目的を持たない部屋やフリースペースであれば問題はありません。

↑ PAGE TOP